鹿せんべいを投げ飛距離を競う「鹿せんべい飛ばし大会」が奈良市雑司町の若草山で8月8日から始まり、参加者や見物人など多くの人でにぎわった。同大会は、毎年春の山開き時に開かれているが、今回は夏休み特別企画として燈花会の開催に併せて行われたもので、初の年2回開催となる。今回で17回目。大会用に作られた約20センチの特大サイズの鹿せんべいを、若草山の中腹斜面からふもとに向けて投げ、その飛距離を競う。競技開始前、同大会実行委員長の清水宗和さんの掛け声で、鹿の群れが一斉に会場に押し寄せた。鹿たちが飛んでくるせんべいを投げた。力みすぎてファールになったり、思うように飛ばず悔しがったりする人の姿も。気さくな清水委員長は「ぼちぼち頑張ってしっかり飛ばしてください」などの言葉を掛け、会場を和ませる。風がなく飛距離が伸びやすく、開始早々50メートル越えの記録が出るなどし、今大会は、レベルの高い争いが予想される。広島県尾道市から始発電車に乗り同大会に駆けつけた渡辺雄也さんと奥忠徳さんは「春の大会に来たときは、雨天で中止になり、今回はそのリベンジに来た。」と意気込みをみせる。同大会のチラシを見て、面白そうなイベントだなと思い初めて参加して優勝を目指すと笑みを浮かべた。明日も参加したという神谷良太くん、神谷陸くんは「うまく投げることができて30メートルを越えることができた。」と喜んだ。
春日大社で8月14日、境内の燈籠約3,000基に灯をともす伝統行事「中元万燈籠」が営まれ境内は幽玄な雰囲気に包まれた。同行事は、2月の節分と8月のお盆に営まれている。毎年全国からこの幻想的な世界を見に多くの参拝者が訪れる。燈籠は同大社に奉納されてきたもので、参道の石灯籠から、回廊の釣燈籠まで、すべてに灯がともされた。戦没者慰霊と恒久平和を祈る火の祭典「奈良大文字送り火」が8月15日、高円山で行われた。108本の火床に火が入れられると「大」の字が浮かび上がった。点火は20時から行われ一つひとつ火床で古都の夜空に「大」の字が浮かび上がった。
「第27回女王卑弥呼コンテスト」が9月28日大和郡山市のやまと郡山城ホールで開かれた。今回は主婦9人を含む57人が応募。当日来場者から選ばれた。主婦も参加できる同コンテストは、全国各地で邪馬台国の所在地だと名乗りを上げている市町村が多く存在する中、大和郡山市北西部にあったという故鳥越憲三郎大阪教育大学名誉教授の学説をもとに1982年から開かれ、今回第27代女王が決まった。「皆さん元気がよく選考に苦戦した。」という審査委員長の総評の後投票結果が発表された。角谷さんは「まだ実感がない、信じられない」と目を輝かせた。「10代の思い出にとコンテストに参加した」と話す。準女王卑弥呼には同志社大学1年生の角谷敬奈さんが輝いた。新女王、準女王に選ばれ、グランプリには大阪教育大学3年生の岩谷優子さんと、看護の専門学校生の名古恵さんが選ばれた3人は今後1年間、同市の観光キャンペーンレディとして同市観光協会主催の行事などで活躍する。